とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

恋をするたびに傷つきやすく… /翠玲(1995)

昨日はすごい暖かかったのに、
今日はまた真冬に逆戻り。さむい。





さてさて、今日は翠玲さんの
「恋をするたびに傷つきやすく… 」です。






【概要】
1995年7月19日発売
アニメ「ナースエンジェルえりかSOS」OP曲
オリコン:最高?位






正直ほとんど謎の人物、翠玲さんですが、
実は小室プロデュースなんですよね。


しかもこの曲、
作詞は秋元康さん、作曲がTKという、
いま考えるとかなり豪華なコンビによって
作られています。

なぜか、小室ファミリー全盛期にも関わらず
売れなかったんですが…



時代を先取りするのが好きなTKらしく、
当時、日本でも流行り始めていた
ユーロビートっぽさのある曲です。
(とらとらランキング1995年第5位)







歌詞はタイトルのとおり、
恋をして別れを経験するたびに、
臆病になってしまう女性の姿を描いています。





♪大切に守りすぎて無くすものもあるのね



♪両手に抱えきれない独占欲みたいに
♪あなたの永遠まで求めていた罰だわ



♪悲しみはいつだって
♪突然じゃなくクレシェンド
♪ため息の予告にも気づかなくて






別れてから、
あのときこうしてれば良かったと後悔したり、

恋が終わる悲しみを一度知ってしまうと、
新しい恋をしても臆病になりすぎて
結果的に相手を束縛してしまったり。



そんな繊細な乙女心を、
見事に表現している秋元さんの作詞は
さすがだなと思います。
(AKB一味は嫌いですが…)







同じフレーズを繰り返すサビも、
印象に残ります。



♪誰かが街のどこかで今は淋しく
♪誰かが街のどこかで胸を痛め
♪誰かが街のどこかで一人泣いてる
♪誰かが街のどこかで夜が辛い
♪恋をするたびに傷つきやすく









TKが関わった作品には、
こういう隠れた良曲も多いので、
今後も紹介していきたいと思います。


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