とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

眩暈/鬼束ちひろ(2001)

今日はさむい朝でした。
出張帰りでねむーい( ´△`)



そんな日に紹介するのは、
鬼束ちひろさんの「眩暈」です。






【概要】
2001年2月9日発売
ラ・パルレ」CM曲
オリコン:最高6位





「眩暈」は、鬼束さん4枚目のシングル。

代表作の「月光」は2枚目ですが、
シングルのトップ10入りは初めてです。



鬼束さんの曲も好きなのが多くて、
「流星群」「Catsle imitation」など、
たくさんあるのですが、
「眩暈」が一番かなと思ってます。
(とらとらランキングは2001年第8位)




この曲は、
男性からの愛を受け止められずにもがく、
女性の気持ちを描いているとのこと。


鬼束さんらしい気がしますが、
こういうテーマの曲は珍しいですね。





♪貴方の腕が声が 背中がここにあって
♪私の渇いた地面を雨が打つ
♪逃げることなどできない
♪貴方はとこまでも追ってくるって
♪泣きたいくらい分かるから






後半の歌詞はホラーみたいな
シチュエーションにも思えますが(((((゜゜;)







追ってくるのは、

“私を心から想ってくれる貴方の優しさ”

だと思います。




それを振り切れないので、
貴方の優しい言葉や腕のぬくもりは、
私の心には打ち付ける雨のように辛いもので、
それが私の気持ちをかき乱すから、
結局貴方には本当の想いを言えないまま、
私はずっとこんな思いを続けていくのか。




そんな、ある意味の絶望感を
表現したのでしょうか。









鬼束さんの曲は、
絶望や無常感を感じさせる歌詞の曲が
多いように思いますが、
聴いているとなぜか心が安らぐ、
不思議な気持ちになります。




彼女自身、紆余曲折あったようですが、
それを糧にしてさらに深みのある作品が
これから生まれてくるかもしれませんね。


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