とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

I MISSED "THE SHOCK"/中森明菜(1988)

今日は日帰り出張です。
移動時間の方が仕事の時間より長い~





今日は中森明菜さんの
「I MISSED "THE SHOCK"」です。






【概要】
1988年11月1日発売
オリコン:最高3位






「I MISSED "THE SHOCK"」は、
中森明菜さん22枚目のシングルです。




とらとらは明菜さんの曲では
「愛撫」に次いで好きな曲なんですが、

前作までの15作連続1位が途絶えたり、
ベストアルバムにも大抵漏れてしまうなど、
比較的地味な存在なのかなと思います。


ちなみに一つ前のシングルは「TATTOO」。
こちらは今でもカバーされたり、
コロッケさんにもモノマネされた人気曲。

とらとらはこちらも好きですが、
売上は「I MISSED "THE SHOCK"」の方が
上なんだそうです。







「I MISSED "THE SHOCK"」は
打ち込みサウンドが特徴的で、
テンポは決してゆったりではないのですが、
愛する人と心が離れていく様子や心情を
明菜さんの歌唱力で見事に表現した、
もの悲しくて良い意味で“暗い”曲です。





同じメロディを静かに繰り返すAメロから、
想いが一気に溢れるようなサビ。

メロディ構成がシンプルなので、
ある意味、単調な曲なんですが、
それを絶妙な歌い分けで
感情溢れる曲にしてしまう、
明菜さんの表現力はやっぱりすごいです。







さて、タイトルの
「I MISSED "THE SHOCK"」ですが、
日本語に訳すのは不可能だそうです。



直訳すると、

“私は“その衝撃”をつかみ損ねた”

ですが…







例えばサビの歌詞から想像すると。



♪I MISSED "THE SHOCK"
♪もう届かない 全てが壊れ始める
♪I MISSED "THE SHOCK"
♪確かめられず 愛がもう取り残されるの
♪SHOCK!




この曲で描かれているのは、
明確な破局は訪れていないけれど、
明らかに心が離れていっている
二人の様子のようです。




“確かめられず 愛がもう取り残される”

とあるので、

"THE SHOCK"は、

“恋が終わったと実感させられること”

なのかなと思います。





それを“つかみ損ねた”ということは、

相手の口から、
自分に対する本当の気持ちを確かめたり、
ハッキリと別れの言葉を聴けないまま、
この恋がフェイドアウトしてしまう。
残された貴方への愛はどうなるの?
ずっとモヤモヤを抱えたままなの?

という感じかと。







となると、
サビの最後のSHOCK!ですが、

"THE SHOCK"をつかみ損ねたのに
SHOCK!を受けているので、
"THE SHOCK"とは別ものっぽそうです。



そう考えると、SHOCK!の方は、
明確な終わりがないまま、
自分の気持ちにモヤモヤを残したまま、
恋がフェイドアウトすると悟ったこと。


つまり、

I MISSED "THE SHOCK"

そのものがSHOCK!ということではないかと。

これがとらとらの推理です。







まあ、そんなに深く考えずに、
聴いたことがない方はこの曲の雰囲気や
魅力を楽しんでみてください。



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