とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

心の草原/岡村孝子(1990)

忙しさのピークは越えましたが、
明日くらいまでは少し慌ただしいです。





本日、白血病により療養に入ることが
発表された岡村孝子さん。


最近また岡村さんの曲を聴き始めた
ところだったので驚きましたし、
身近な親族に同じ病気だった人がいるので、
応援の意味も込めて、
今日は岡村さんの曲にしました。





【概要】
1990年6月27日発売
オリコン:最高35位





「心の草原」は、
アルバム「Kiss 〜à côté de la mer〜」からの
シングルカットで同時発売された曲です。

アルバムが売れるタイプの岡村さんらしく、
このアルバムも1位を獲得しています。





この頃は母親が岡村さんの曲を
良く聴いていたので、車ではいつも
岡村さんの曲がかかっていて、
この「心の草原」も良く聴いていましたが、
当時はポップな曲が好きだったので、
この曲はあまり印象に残っていませんでした。





しかし、最近久々にこの曲を聴いたら、
めちゃくちゃ良い曲だと感じました。

それだけとらとらも大人になった
ということでしょうかね。







この曲も「夢をあきらめないで」と同様に、
応援歌とも別れの曲とも取れる歌詞ですが、

じっくり歌詞を見ると、
別れる相手の幸せを願うとともに、
自分も前に進もうとする女性の姿を
描いているように思います。





間奏のメロディと、
2番のサビの歌詞が最高に切なくて、
久々に聴いたときはじーんと来ました。



2番は失恋を感じさせる歌詞が
綴られているのですが、
このサビはいろんな意味に取れますね。




♪みんな越えてゆくのね
♪いつの日か思い出にして
♪涙拭いたとき 何かが始まる




「夢をあきらめないで」もそうですが、
岡村さんの歌詞はこんな風に、

辛いこともいつか思い出として
笑い合える日が来るから前を向いて頑張ろう

というメッセージを感じます。






押し付けがましくなくて、
静かにそっと背中を押すような優しい言葉が、
当時の若い女性を中心に共感を生み、
「OLの教祖」などと言われた所以
なのかもしれませんね。






これから治療で辛い日々を送ることに
なると思いますが、
この曲の最後のフレーズのように、
ゆっくりと少しずつ前に進んで、
また元気に活動再開して欲しいですね。





♪光降り注ぐ 心の草原を
♪少しずつ少しずつ 前に進みたい
♪少しずつ少しずつ 前に進みたい



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