とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

私のなかの銀河/海援隊(1996)

久々に重症の風邪で体力が落ちたせいで、
身体が冷えると手足だけ蕁麻疹が
出るようになっちゃいました。
今度は皮膚科に行って、また薬飲んでます。






春といえばドラえもんの季節ですね。
(劇場版が毎年公開されるので。)



とらとらにとってドラえもんと言えば、
やっぱり大山のぶ代さん。

学生の頃は、
ドラえもん博士”
と呼ばれるくらい詳しかったのですよ。







そんなわけで、
しばらくはドラえもん特集に
してみようと思い付きました。



とらとらの好みから、
旧ドラ時代の曲がほとんどですが
ご了承ください。




一曲目は、
1996年劇場版「のび太と銀河超特急」から、
海援隊「私のなかの銀河」です。






銀河超特急は、ドラえもんの作者、
藤子・F・不二雄さんの生前最後の作品です。



劇場版ドラえもんの主題歌といえば、
武田鉄矢さんというのが、
80年代からドラえもんを見てきた世代には、
印象が強いかなと思います。




ただ、「私のなかの銀河」は、
海援隊名義ではありますが、
歌ってるのは武田さんではなく、
リーダーの千葉和臣さんなんですよね。
(作詞は武田さん、作曲は千葉さんです。)





映画は感動ものではなく、
メインは宇宙生物との戦いとなっています。

しかも相手は寄生生物。
劇中ではスネ夫のび太が寄生されるなど、
ちびっこに理解できるのか?と、
当時思った記憶があります。




そんな作品ですが、
ハラハラドキドキのストーリーとは違い、
なぜかEDで流れる「私のなかの銀河」は、
非常に切ない失恋の歌なんですよね。







届かぬ“あなた”への想いを、
綴った歌詞がとても美しい曲です。





♪浜辺で拾った小さなこの貝殻が
♪どうして渦巻く形になったのか
♪教えてくれたのはあなたでした
♪それは夜空の闇に輝く銀河
♪その波音が貝には聴こえて
♪銀河に見とれて 渦巻いたという

♪私の耳も貝の殻
♪あなたの声を聴きたいけれど
♪あなたは星より遠い人




貝に銀河の波音が聴こえるように、
私の耳もあなたの声を聴こうとするけれど、
あなたの心は銀河よりも遠くて、
私には聴くことができない。

なんだか自分の無力さを感じる歌詞ですね…


でも、すごく良い曲なんですよ。
映画とは“銀河”以外全く関係ありませんけど。






そして、最後のサビもロマンチックです。


♪私の心の不思議さは
♪あなたを静かに思い出すとき
♪銀河と同じ渦を巻く



渦巻く銀河は、まだ知られていないことが
多いミステリアスな存在。
あなたへの想いで、
ときに悩み、喜び、悲しむ私の心も、
そんな銀河と同じ不思議なもの。




思春期の青年の姿を描いているようで、
切ないけど甘酸っぱい気持ちになります。


まるで、ドラえもんを当時見ていた世代が、
その後少しずつ大人になっていく姿を
表現しているみたいです。

その辺はさすが、
長年、劇場版ドラえもんの主題歌を
歌い続けてきた武田さんって感じですね。








と、こんな感じで、飽きるまでしばし、
ドラえもんシリーズが続く予定です。


ちなみに、先に言っておきますが、
人気の非常に高い「少年期」は、
とらとらはそこまで好きではないので、
紹介する予定はありません。あしからず。


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