こだぬきポンポ/下條アトム(1983)
日に日に回復してる感じはしますが、
今日もハスキーボイス。
声がれしてると、
♪ボヘミア~ン!
って歌ってみたくなります(´ 3`)
みんなのうたシリーズ第2弾は、
下條アトムさんの「こだぬきポンポ」です。
【概要】
????年??月??日発売
初放送:1983年12月
みんなのうたの中でも切ない曲として、
知られている「こだぬきポンポ」。
この曲も人気が高く、
未だにアンコール放送されることが
あるようです。
とらとらも子どもの頃から、
ずーっと覚えていますね。
イントロから哀愁を感じるあのメロディ。
そして、下條アトムさんの優しい歌声。
今でも聴くと無性に子どもの頃を思い出し、
切なくなるんですよね…
この曲のストーリーは、以下のような感じ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
去年の冬、都会から遊びに来た小さな子に
出会ったこだぬきのポンポ。
その子はしもやけになったポンポの耳に、
赤い手袋を貸してくれる優しい子でした。
ところが、
一緒にスキーで遊んだあと、
その子は都会へ帰ってしまったのです。
赤い手袋を忘れたまま。
ポンポは手袋を返すため、
ポンポコ駅で待つことにしました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ポンポに手袋を貸してくれた優しい子。
もしかしたら、
その手袋はポンポに
あげたつもりだったのかもしれませんね。
しかし、ポンポは健気に
あの子を待つことにしたのです。
そして一年、また冬がやって来ました。
転調とともにその場面が描かれています。
♪ポンポコ村のこだぬきポンポ
♪ポンポコ駅で今日も待つよ
♪今年も冬がポンポコポンポコやってきた
♪チラチラ雪が降りだした
♪赤い手袋ぬれました
♪ポンポコあの子はまだ来ない
なんでしょうね、この切なさ。
これだけでもう泣きそうです( ノД`)…
当時オンエアされたときは、
ポンポはあの子に会えたのか?と、
NHKに問い合わせが殺到したそうです。
ちなみに、
この曲の続きは絵本で描かれたらしく、
ポンポは無事にあの子に再会したようです。
良かったですね。
でも、また手袋を返し忘れたようですが(笑)
ここでご紹介するには
異色の曲(ほぼ童謡)ですが、
ぜひ聴いて欲しい一曲です。
NHKみんなのうた~昭和・平成ファミリーベスト~ [ (V.A.) ] 価格:2,970円 |