雪/松木佐和子(2003)
右手中指のばね指が悪化して、
カックンカックンするし痛いです(>_<)
今回もあまり知られていない冬の名曲です。
【概要】
2003年1月21日発売
NHK「おーい、ニッポン」北海道の歌(冬)
オリコン:最高?位
マイナー過ぎる?選曲ですが、
これまたすごい名曲で、
初めて聴いたときには鳥肌がたちました。
(とらとらランキングは2003年第2位
歴代第6位)
「おーい、ニッポン」は、2000年前後に
定期的にNHKで放送されていた番組です。
この番組は1つの都道府県にスポットを当て、
「今日はとことん◯◯県!」として、
丸1日、その都道府県の話題のみを
放送するものでした。
その中で、「◯◯県のうた」を作り、
都道府県民からオーディションで選ばれた
素人さんがそれを歌う(CDも発売)
という企画があり、
北海道の歌(冬)として作られたのが
この「雪」でした。
(北海道は他県とは違い、夏と冬の2回、
この番組で取り上げられた模様)
とらとらの実家の県では、
地元のおっさんが方言で歌う、
いかにもNHK的な曲だったので、
北海道の歌も期待はしていませんでした。
ところが、初めてオンエアされたときに、
たまたまテレビを見ていて衝撃。
なんだこのすごい曲は!?
と聴き入ってしまいました。
それもそのはず、各県の歌は、
というゴールデンコンビによって
作られてました。
なぜ、とらとらの出身県の曲は
あんな微妙な感じだったのか…
力の入り具合が違いすぎる気が(´д`|||)
広大な雪の大地に雪がしんしんと
降り積もる様子を思わせる美しいメロディ、
オーディションで選ばれた松木佐和子さんの
良い意味で素人っぽい丁寧で真っ直ぐな歌声、
冷たい雪に大地が閉ざされても、
その先には必ず春が待っているという歌詞、
これらが見事にマッチして、
神秘的な雰囲気をまとった名曲です。
テレビでこの曲がオンエアされたときは、
見渡す限りの雪原や海を多い尽くす流氷、
厳しい冬の中でも笑顔で生きる道民の姿など、
ひたすら北海道の映像が流れていました。
その映像と曲の相性も良かったです。
♪氷の大地と白い森は
♪時の足音も聞こえない
♪深く閉ざされた今の場所から
♪どこへ向かえばいいのだろう
♪空から雪が舞い降りて
♪全ての道が隠れてく
♪行き先に迷っても
♪凍える指に息をかけ
♪それでも少し歩き出す
♪どんなに孤独な長い冬も
♪いつかせせらぎを聞くように
♪命ある限り信じていれば
♪夢と緑は芽吹くだろう
♪明日のために雪は降る
♪昨日の道を消すように
♪過ちや失敗も
♪冷たい空の向こう側
♪どこかで春は待っている
♪確かなことは “季節は巡る”
♪空から雪が舞い降りて
♪全ての道が隠れてく
♪行き先に迷っても
♪凍える指に息をかけ
♪それでも少し歩き出す
♪もうすぐ君の春が来る
♪氷の大地と白い森は
♪時の足音も聞こえない
もうテレビで聴ける機会はないと思いますが、
とらとらの聴いてきた数々の曲の中でも
トップクラスの名曲の1つです。