とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

僕のギター/スピッツ(2007)

今回の一曲は、とらとらが
スピッツで好きな曲ベスト3に入る
「僕のギター」です。





【概要】
2007年10月10日発売(アルバム)
オリコン:最高1位






「僕のギター」は、
アルバム「さざなみCD」の
一曲目に収録されています。



シングルにもなっている、
5曲目の「ルキンフォー」も好きなんですが、
「僕のギター」の良さは飛び抜けてます。
(とらとらランキングは2007年第4位)



そもそも、この曲をアルバムの一曲目に
持ってくるってのがすごいです。

普通のアーティストなら
アルバムの最後に持ってくるような
曲ではないかと思います。




王道ポップな曲、ロックな曲、
悲しい曲、ふざけた曲、
いろんな曲を歌いこなすスピッツですが、
「僕のギター」はシンプルながら、
めちゃくちゃカッコ良い曲です。


何か、霧の中に一筋、光が差し込むような、
神々しさみたいなものを感じてしまいます。






この曲は、

相棒のギターを手に、君への想いを歌にする、

そんな感じかなと思います。








♪長い月日を一緒に 過ごしたこのギター
♪新しい地球の音を味方につけた


「新しい地球の音」ってのは、
相棒のギターの音色のことでしょうね。
(自然界にない音、新しいメロディ)





そしてめちゃくちゃカッコ良いサビ。




♪君を歌うよ 小さなことが
♪大きな光になってくように
♪かき鳴らしては かき鳴らしては 祈ってる



今は自分の心の中にあるだけの、
君への小さな想いが、
いつか君に届くような確かなものになるように、
ギターをかき鳴らしながら願っている、
主人公のまっすぐな気持ちが清々しいです。







♪作り話もあるよ だけど得意気に
♪カッコ悪いとどこかで思っていても

♪ずっと
♪君を歌うよ おかしいくらい
♪忘れたくない一つ一つを
♪消えないように 消えないように
♪刻んでく




「作り話」ってのは、
『こうなったら良いな』って思って書いた
曲たちの歌詞のことかなと思います。


君の目の前ではまだ恥ずかしくて歌えない、
そんな自分がちょっと、
カッコ悪いかなという思いもあるけれど、

それでも、

君との出来事の一つ一つを忘れないよう、
刻み付けるようにギターを奏でる。

そんな一途な姿が良いですね。









4分に満たない短めな曲ですが、
シンプルに、ストレートに、
想いだけがぶつかってくる名曲です。


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感想(59件)