とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

ONE-愛はふたりの言葉だから-/杏里(1993)

今回は杏里さんの作品で、
とらとらが一番好きな曲です。





【概要】
1993年8月25日発売(アルバム)
オリコン:最高1位





「ONE」は、アルバム「1/2&1/2」に
収録のバラードです。
(とらとらランキングは1993年第2位)



70年代後半にデビューした杏里さん。
よく知られたヒット曲は
「CAT'S EYE」

オリビアを聴きながら
ですね。


90年前後になると、
シングルの売上は落ち着いてきたものの、
アルバムは毎年のように年間トップ10に
入るような大ヒットを飛ばしてました。






「ONE」を僕が初めて聴いたのは、
たぶん当時のミュージックフェア
あたりじゃないかと思います。

それが耳に残っていたものの、
タイトルも分からず、
数年経って高校生になってから
思い出したように探し始めて、
この曲収録のベスト版を手に入れました。







この曲の作詞は、
杏里さんの盟友、吉元由美さん。


この曲のメッセージは、タイトルの通り、
“貴方と私の心はいつでも1つ”
というところにあると思います。


そういえば、同じく吉元由美さんが作詞した、
平原綾香さんの大ヒット曲「jupiter」でも、
“独りじゃない”という歌詞がありましたね。





ただ僕は、何度も聴くうちに
自然とこの曲の歌詞を暗記していたため、
文字でじっくり見たことがなかったので、
何となく、シンプルなラブソングだとしか
思っていなかったのですが、
この記事を書くに当たって、
じっくり歌詞を読んでみたら、
そうでもない気がしてきました。





♪悲しいことに出会うと 心は彷徨い
♪自分がちっぽけにしか見えなくなるけど
♪いつかきっと越えてゆける


♪どこにいても想っている


♪遠くから見守る 優しさを感じて


♪時も距離もすべて超えて逢いにゆくわ




などの歌詞は、

そばにいる“あなた”ではなく、
遠くへ行ってしまった、
しかも、この世界にはいない“あなた”を
静かに想っている姿を連想してしまいます。

曲調もどこか切ないですし。



あくまで推測でしかありませんが…








この曲は、透き通ったようなメロディと、
穏やかな杏里さんの歌声がマッチした、
とても美しい曲です。

晴れた日の静かな波打ち際で聴きたいですね。



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