夢追い虫/スピッツ(2001)
母方の祖母が亡くなり、
急に飛行機で出かけることになったりして、
しばらく慌ただしく過ごしてました。
気づけば12月も後半ですね。
現在行われてるスピッツのツアー、
めちゃくちゃ良さそうですね。
セトリ見て大興奮してます。行きたいな~
ということで今回は、
スピッツの楽曲の中では現時点で
とらとらが最も好きな曲、
「夢追い虫」を選びました。
【概要】
2001年10月11日発売
映画「プラトニック・セックス」主題歌
オリコン:最高3位
故・飯島愛さんの自伝
「プラトニック・セックス」の
劇場版&テレビドラマ版の主題歌でした。
どちらかと言えば爽やか系なスピッツが、
こういう系統の作品の主題歌を担当するのは
珍しいなというのが第一印象でしたね。
とにかく良い曲です。
(とらとらランキングは2001年第2位)
最初から最後までかっこ良いんですよ。
ギターサウンド強めなロックテイストですが、
とがった感じではなく歌詞もメロディも
心に柔らかく染み込んでくる感じです。
タイトルの通り、
この曲は自分を小さな虫に例えています。
虫=自分=ちっぽけな存在
この表現はスピッツらしいですね。
やはりこの曲で一番染みるのは、
短いけどストレートなサビの歌詞です。
このサビにとらとらは
何度励まされてきたことか。
♪夢で見たあの場所に立つ日まで
♪僕らは少しずつ進む あくまでも
“あくまでも”
ってとこがまた良いですね。
夢へと最短距離でまっしぐら、ではなく、
あくまでも少しずつ進むところがスピッツ。
そして、この曲で特徴的なのは、
2番のサビのあとのBメロ。
♪命短き ちっぽけな虫です
♪嬉しくて悲しくて 君と踊る
もともとキーが高いスピッツの楽曲の中でも、
草野さんが裏声でなく地声で歌っている曲では
最も高音域なフレーズではないかと思います。
♪きみ~とおど~ “る~”
のところは草野さんでもキツそうなレベル。
ここの歌詞も深いですよね。
人は“ちっぽけな虫”だから、
“命短い存在”だけど、
夢に向かって“少しずつ”しか進めない。
ということなんでしょうかね。
♪夢で見たあの場所に立つ日まで
♪僕らは少しずつ進むあくまでも
♪夢で見たあの場所に立つ日まで
♪削れて減りながら進むあくまでも
♪あくまでも
夢見た場所へ向かって、
ゆっくりと、命を削りながらも、
人は“あくまでも”前に進んでいく。
心に染みますね。
生でこの曲を聴けたら泣くでしょうね(;´Д⊂)
いろんなことで悩んで立ち止まったとき、
是非聴いてほしい名曲です。
価格:3,204円 |