【笑った話】縫い方の練習
昨日、ヘアバンド事件を思い出したせいで、
他のおもしろ事件も話したくなって
しまいました(^_^;)
このお話も小学校の頃の出来事です。
その日は家庭科の裁縫の授業。
いろいろな縫い方の練習ができる、
縫い目が印字された練習用の布を
みんなで縫っていました。
(なみ縫い ― ― ― ― みたいに
線が印字されていて、その通りに
縫っていけば縫い方の練習がてきる)
とらとらの隣の席は、お調子者だけど
泣き虫のクラスメイト、A君でした。
当時クラスで一番背の低かったA君は、
机に頭を付けて、膝の上に布を置いて
縫ってました(良い姿勢とはいえない)。
ただ、とらとらと違い手先の器用なA君は、
順調に作業を進めていました。
やがて、
「できた~♪」
と、クラスで一番に完成した布を自慢げに
みんなに見せびらかそうとしたA君。
その直後、彼の絶叫が教室に響きました。
「あれっ?…
あ~っ!
ズボンも一緒に縫っちゃったぁ!」
そう、A君は膝の上に布を置いていたので、
途中から布と一緒に自分のはいてた
ジーンズまで縫ってたのです…Σ(゜Д゜)
とらとらが見たのは、
ジーンズと一体化した布を
半泣きで引っ張るA君の姿でした(笑)
もう腹を抱えるくらい面白かったんですが、
A君は恥ずかしいやら悔しいやらで、
突っ伏して泣いてしまい、
とらとらも周りのクラスメイトも、
笑いをこらえるのに必死(^_^;)
その後、彼は結局、
せっかく縫い終わった布の縫い目を
糸切りで寂しげにプチプチ切ってましたとさ。