とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

歌えなかったラヴ・ソング/織田裕二(1991)

今回は織田裕二さんの一曲にしました。





【概要】
1991年2月6日発売
スズキ「セルボ・モード」CM曲
オリコン:最高2位






正直、歌手向きではないと思うのですが、
音楽活動も大好きな織田さん。

この曲が現時点で最大のヒット曲です。
(「Love Somebody」よりも売れてます。)


とらとらもこの曲が一番好きです。
(とらとらランキングは1991年第6位)





この曲、タイミング的には、
織田さん出演の「東京ラブストーリー
が放送中の時期にリリースされてるので、
売上にも幾分の影響があったのかもですが、
普通に良い曲だと思います。





この曲の歌詞は、
まだバブル冷めやらぬこの時期の、
もうすぐ社会に出る学生目線で描かれてます。

織田さんがちょうど
そのくらいの年齢だったんですね。







この曲はタイトルの通りラブソングで、
歌詞からは、社会への旅立ちとともに、
恋が終わったことが分かるのですが、

この曲の良さはそこではなくて、
就活や残り少ない友人たちとの日々の中で、
主人公が抱える不安や葛藤など、
この時代の若者の青臭さが
表れているところだと思います。




♪就職のコネクションをひけらかす仲間の声

とか、

♪あの日の俺の場違いな若さのボーダー


といったフレーズ、
ちょっとカッコつけてるな~と
とらとらは思ってしまいました(^_^;)






一方でこの曲からは、
そのような不安の中でも、
主人公は未来に対しては前向きで、

いつか今の自分に、
“大丈夫、未来は心配しなくて良いぜ!”
って伝えられる大人になれたら良いなと
考えていることも読み取れます。







とらとらもこの世代の人間ではないですが、
歌を通して、30年近く前の時代のことを
振り返ったり想像できるのは面白いですね。







ということで、

♪90'sのラブソングを贈ろう( ´∀`)