とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

One Night In Heaven~真夜中のエンジェル~/WINK(1989)

2019年も間もなく終わろうとしてます。
飽き性のとらとらが1年以上、
やめないで好き放題呟き続けて
こられたことが奇跡です(笑)






2019年の最後は直感でこの曲にしました。
WINK「One Night In Heaven」です。







【概要】
1989年11月1日発売
松下電器「マックロードM10」CM曲
オリコン:最高1位







「One Night In Heaven」は、
WINK6枚目のシングルです。

平成元年の11月1日発売で1位獲得とは、
1揃いで縁起良さそうですね。





この年のWINKは、
淋しい熱帯魚」でレコ大を獲得、
オリコン年間トップ10に3曲が入るなど、
(「愛が止まらない」「涙をみせないで」
そして「淋しい熱帯魚」)
と全盛期を向かえていました。


この「One Night In Heaven」も、
11月発売のため年間ランキングは低めですが、
前3曲に匹敵する売上を誇ります。


しっとりと大人っぽくて、
キレイで良い曲ですよね。





WINKのヒット曲は洋楽のカバーが
多いイメージですが、
この曲はオリジナルの作品です。

洋楽っぽい雰囲気なので
これもカバーかと思ってましたが、
作曲が海外の方だからなんですね。


作詞は、数々のヒット曲を
手がけてきた松本隆さんです。







この曲を聴いてとらとらがイメージするのは、

“満点の星空が見えるビルの屋上で、
静かに密かな愛を確かめ合う二人”

です。






時代が時代だけに、バブリーな雰囲気、
そして、禁じられた恋を思わせるような
フレーズが多いです。





♪街はシャンデリア 光のガラス細工
♪禁じられた恋を飾ってくれる

♪Don't kiss me 唇を指で押し返して
♪なのに痛いほど ときめきが貫くの

♪One Night In Heaven
♪怖いくらい綺麗な宇宙(そら)
♪One Night In Heaven
♪翼なくした天使の夜






なんだかドキドキする歌詞ですよね。





“ダメよ、こんなところで”とキスは拒んだけど、
心は正直、あなたにときめいている。

空もすごく綺麗だし、何もかもが
上手くいき過ぎていて怖くなるくらい。






今夜も帰らないといけないのに、
幸せすぎて帰りたくなくなってしまう。


っていう気持ちを


“翼なくした天使”


と表現しているのが素敵ですね。








とらとらがこの曲で一番好きなのは、
2番のサビのフレーズです。



♪One Night In Heaven
♪未来なんて欲しくないの
♪One Night In Heaven
♪今一瞬が宝石なの




たとえ二人の禁断の恋が明らかになり、
いつか不幸になるとしてもそれで良い。
それでも今この幸せな瞬間が、
私にとっての大切な宝物だから。



という、ヤケっぱちな思いにも取れるし、
もっとシンプルに、



未来がどうとか考える前に
今この時を大切に生きていきたいの。



という前向きな気持ちにも取れる表現ですね。





前者の感覚で聴くと、


“ちょっと哀しい恋”


みたいに思えますが、
後者の意味で聴いてみると、


“不安だけど、きっと何とかなるわ”


的な感じに聴こえてくるのが不思議です。








1年の最後になぜこの曲?
って感じもしないでもないですが、

しっとりと静かなお正月にこの曲を
聴いてみるのはいかがでしょうか?





それでは、2020年が良い年になりますように。







【送料無料】 Wink ウィンク / WINK MEMORIES 1988-1996 【CD】

価格:2,812円
(2020/6/4 21:25時点)