とらとらのあれこれそれ

自分の好きなことをメインに、感じたこと、おすすめしたいことなどを気が向くままに書いていきたいです。

【笑った話】旭山動物園で

コロナが落ち着いていないのに、
今度は大雨ですか…

罹ったら重症化する“かもしれない”コロナより、
住むところを確実に奪う自然災害の方が
個人的には恐いですね。







曲のレビューは今日は書いたので、
笑った話でもひさびさに書きますかね。






もう15年近く前、
全国的に名前が知れ渡り始めた時期の
旭山動物園に行ったときの話です。



その日は平日で、
まだ外国人観光客なんかも増える前なので、
園内は閑散としていました。




その出来事は、
じっくりと動物たちを見終えて、
入口付近に戻ってきたときのこと。



今はもう変わっていると思いますが、
当時は入口付近に喫煙所があり、
一緒に行った友人が喫煙している間、
とらとらはそばのベンチに座って、
ボーッと目の前の広場を眺めていました。





その広場には100円で5分くらい動く、
動物の形の乗り物が数台置いてありました。

デパートの屋上とかにある車の乗り物の
動物バージョンですね。
車みたいにハンドルが付いてて、
操縦できるようになってるやつです。



ちょうどそこには一組の親子がいて、
小学校低学年くらいのお姉ちゃんと、
3歳くらいの弟がそれに乗り始めました。





お姉ちゃんの方はハンドルを操作して、
その場をぐるぐる廻っていたのですが、
気になったのは弟くんの方。


乗ってから全く動かないんですよ。


ハンドルをまったく操作しないので、
家族から徐々に離れ始めました。

両親はお姉ちゃんと話したりしていて、
弟くんが遠ざかっていることに気づかず。






危険はなさそうなので黙って見ていると、
あることに気づきました。


弟くんが一直線に向かう先には、
屋台型の売店があったのです。


このまま行ったら、
あの弟くんは金太郎のように、
クマさんに乗ったままお店に突入しそうです。


その辺りから結末を想像して、
ちょっと笑いが堪えられなくなってきました。





ところが、お店の前には1つの障害物が。

お土産屋さんに良くある、
キーホルダーが下がったくるくる回るやつが
置いてあったんです。




ゆっくりとそれに近づいていく弟くん。



あ、このままだとぶつかる!



と思った瞬間、
それまでまったく動かなかった彼が、
突然ハンドルを目一杯切ったのです。




スレスレでキーホルダー立てをかすめて、
曲がり始める弟くん(が操縦するクマさん)。


ちゃんとぶつかるって分かってたのか…


ハラハラと面白さで目が離せません(笑)





しかし、障害物はかわしたものの、
今度はそのままお店の方へ向かい出す弟くん。
やっぱり入店するのか?と思ったら…





そこでタイムアップ。


弟くんはクマさんから飛び降りて、
家族のもとへ走って行きました。





その結果、
他の動物さんたちは入口付近にいるのに、
なぜか一頭だけそこから20mくらい離れて、
お客のいない売店の棚スレスレに
クマさんが佇んでいるという、
経緯を知らない人が見たら意味不明な状況に。



その光景がおかしくて、ベンチで1人で
腹を抱えて笑いを堪えていると、
戻ってきた友人にも怪訝な顔をされました(^_^;)





文章だと伝わりにくいですが、
今でも記憶に残る面白い出来事でした。