Perfect Circle／久宝留理子(1999)
コロナ感染がまた増えてきましたね。
まあ、ウイルスは無くならないんだから、
上手く付き合っていくしかないですね。
また経済止めたら、
健康な人まで飢え死にしてしまいますし。
今日は90年代中盤の
ガールズポップアーティストの１人、
久宝留理子さんの「Perfect Circle」です。
【概要】
1999年２月10日発売
ドラマ「京都迷宮案内」主題歌
オリコン：最高？位
久宝留理子さんと言えば、
「「男」(1993)」「早くしてよ(1994)」など、
ドSツンデレ女系のヒット曲を出しています。
が、今日取り上げるのは、
売れてた時期の少し後にリリースされた
「Perfect Circle」です。
この曲は99年から10年ほど続いた
ドラマシリーズ「京都迷宮案内」の
初代主題歌でした。
最初聴いたときは正直、
久宝さんが歌っているとは思いませんでした。
それまでの久宝さんのイメージとは
ちょっと違う感じだったので。
「「男」」「早くしてよ」のポップさや、
「次の夢(1996)」のしっとり感とは真逆の、
大人っぽいロックバラードがこの曲です。
どことなく歌謡曲っぽさを
感じるところも良いですね。
Perfect Circleとは「真ん丸」のこと。
この曲の歌詞は、
“巡り合い”“運命の再会”
といったものを感じさせるものになってます。
とらとらが想像したストーリーは、
“別れた彼をずっと忘れられなかった女性が、
時を経て運命的な再会を果たす。
彼にはもう妻がいたが、
彼女の抑えていた気持ちは燃え上がった。
そして、彼も実は彼女のことを
忘れられておらず、再会によって
彼女に再び惹かれ始める。”
って感じです。
♪見つめあって 見つめあって
♪動けなかった２人とも
♪別れた日の同じ場所で
♪運命の時計が回る
♪偶然と思えた全ての裏に
♪隠されていたサインの跡を見つけた
といったフレーズには、
“運命”という言葉を感じとれます。
そしてサビ。
切ないけどどこか美しいです。
♪さよならは永遠のHello
♪はぐれてた２人のくちびるが
♪もう一度巡り合うHello again
♪誰にも見えない 未来を信じてる
２人が別れて逆方向に進んでも、
１つの真ん丸な円の上を歩いていけば、
またいつか必ず再会できる。
だから“さよなら”は再会の約束の言葉。
一見、歌詞とどんな繋がりがあるのか
分からないようなタイトルですが、
そういうことじゃないかなと思います。
運命を丸いものに例える曲って、
ZARD「運命のルーレット回して」など、
考えてみると意外にあるのかもしれませんね。
久宝さんと言えば「「男」」「早くしてよ」
くらいしか聴いたことないって方は、
ぜひこの曲も聴いてみてください。
